米国株

【銘柄分析】VIG バンガード・米国増配株式ETF

今回は、【VIG】バンガード・米国増配株式ETFについてまとめました。

本ETFは、10年以上連続して増配の実績を持つ米国株式で構成されるもので、過去のリターンが非常に良いため、投資先として検討しています。

※本記事は、2020/05/06時点の情報をもとに作成しています。

ファンド概要

以下の表に、【VIG】の概要を記します。

運用会社 バンガード
ティッカー・シンボル VIG
ベンチマーク NASDAQ USディビデンド・アチーバーズ・セレクト・インデックス
経費率 0.06%
ファンド純資産総額 5兆5135億円(520.14億米ドル)
設定日 2006年4月21日

※2020/03/31 時点
※1ドル106円で計算

バンガードのETFだけあって、経費率も安いですし、ファンド純資産も十分に大きく、人気のETFだと分かります。

NASDAQ USディビデンド・アチーバーズ・セレクト・インデックスとは?

ファンドのベンチマークですが、以下のような特徴があります。

・10年以上連続して増配の実績を持つ米国普通株式で構成される

・大型株をの中でも前年比増配の実績を持つ銘柄を重点に置いている

・増配の可能性の低い銘柄は除外されている

・RIETは除外されている

【VIG】の分析

【VIG】について分析していきます。

構成銘柄

構成銘柄数は、182銘柄になります。

保有上位10銘柄は以下のようになります。

構成銘柄(2020/03/31) 構成比率
Microsoft Corp. 5.86%
Walmart Inc. 4.77%
Procter & Gamble Co. 4.64%
Visa Inc. Class A 4.43%
Johnson & Johnson 3.99%
Comcast Corp. Class A 3.21%
Abbott Laboratories 2.86%
McDonald’s Corp. 2.61%
Costco Wholesale Corp. 2.59%
Medtronic plc 2.50%

マイクロソフト、ウォルマート、P&G、VISA、J&Jなど、米国を代表する優良株で構成されています。

一方、米国株でメジャーなGoogle、アマゾンなどは、配当を出していないので含まれておりません。

セクター比率

セクター比率は以下のようになります。


※2020/3/31時点

景気に敏感な、資本財や消費サービスセクターが半数程度を占めています。
S&P500指数のETFなどと比較して、ここが大きく異なる点かと思います。

また、連続増配というと、エネルギーセクターで連蔵される銘柄もありますが、本ETFには含まれておりません。
(実際、ロイヤルダッチシェルなどは、減配が発表されました)

トータルリターン

【VIG】のトータルリターンは以下のようになります。

設定来のリターンは、8.23%となっております。

 

【VIG】と【VOO】(S&P500)の比較は、以下のようになります。(VOO設定来の比較)

トータルリターンでは、【VGI】は、【VOO】に劣後します。

しかし、暴落時については、若干耐性が高いようです。

 

配当

【VIG】の配当金と配当利回りのフラフを記します。


「米国増配株式ETG」という名前なので、配当利回りが高そうなイメージがしますが、実際の配当利回りは、直近で2.16%となっています。

【VIG】は、高配当ETFとは性質が異なり、【VOO】などに近いものがあると思います。

まとめ

今回は、【VIG】バンガード・米国増配株式ETFについて調べました。

まとめとしては、以下のようになります。

  • 【VIG】は、10年以上連続して増配した実績を持つ米国株式で構成されるETF
  • コンセプト的に、大型株が中心で、安定した業績で魅力的な企業で構成される
  • トータルリターンに優れる

 

過去のトータルリターンが高かったため、【VIG】に興味を持ち調べましたが、【VOO】と比較して大きな差がないことがわかりました。

トータルリターンを追い求めるのであれば、【VIG】を選ぶのではなく、【VOO】で十分かと思いました。