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【銘柄分析】8919カチタス

今回はカチタスについて調べました。

カチタスは、不動産関連会社でありながら、この環境下で年初来高値を更新しました。
そこで、興味を持ち、調査を行った次第です。

※2020年5月11日発表の情報に基づいています。

カチタスの事業内容

カチタスのビジネスモデル

1.市場価値の低い空き家を仕入れる
2.リフォームにより付加価値をつける
3.新築の半額程度の価格で販売

この流れで、中低所得者層をターゲットに、新築や賃貸といったこれまでの選択肢とは異なる、「戸建てリフォーム済みの住宅」という新たな選択肢を提供するといったものです。

「価値のないものにカチをタス」付加価値型の再販ビジネスモデルで、
名前の由来も、ここからきています。

このIR資料がわかりやすく記しています。

カチタスとリプライス

カチタスグループは、カチタスとリプライスという会社で構成されます。

カチタスは、地方中心
リプライスは、地方都市部、都市郊外

と住みわけがされています。

カチタスの販売する住宅の事例

以下の写真が、カチタスが仕入れた住宅をリフォームした事例の、Before/Afterです。

正直、別物というくらいきれいにリフォームされているように思えます。
このレベルでリフォームされていて、なおかつ新築の半額程度であれば、物件購入の際の選択肢に入ってくると思いました。

カチタスの強み

カチタスの強みとして、以下の要素が挙げられます。

・中古住宅の買取再販事業における、販売件数は業界首位
・販売実績から蓄えたノウハウの活用
・日本の社会的問題に即した事業内容

中古住宅の買取再販事業では、業界首位

カチタスグループは、中古住宅買取再販において、販売件数は他社を引き離して圧倒的No.1となっています。

カチタスグループにおける、2018年度の販売実績は、4612戸
次に販売戸数が多い他社は、361件と、約13倍程度の差があります。

高品質な物件を、安価な価格でという、カチタスのビジネスモデルが優れている証かと思います。

販売実績から蓄えたノウハウの活用

カチタスは、累計5万戸超の買取販売実績があります。

これまでに生じた「失敗事例」を蓄積されています。これらにより、
・仕入れ時のリフォーム価格の見積もり精度
・販売後に見つかる不具合
などを抑制されています。

日本の社会的問題に即した事業内容

現在の日本は、空き家問題を抱えているという話を耳にすることがあると思います。

以下の資料のように、日本の空き家数は増えており、社会的な問題になっています。

カチタスのビジネスモデルは、中古住宅をリフォームして販売するため、社会問題を解決する一助となる、素晴らしいビジネスモデルだと思います。


(平成30年住宅・土地統計調査、総務省統計局)

 

業績

過去の業績

過去の業績は以下の通りです。

安定して右肩上がりで売上高、営業利益ともに成長しています。

今後の業績について

2021年度までの中期経営計画において、
・売上高:1100億円
・営業利益:130億円
で、年10%程度の成長を目標とされています。

現在、時価総額が2000億円程度ということを考えると、妥当な水準まで戻ってきたという印象です。

まとめ

今回は、カチタスについて、調べました。

非常に優秀なビジネスモデルで、大変良い銘柄だなと感じました。

今すぐ手を出す問いわけではありませんが、今回のコロナショックのような急落局面で買えるように、監視したいと思いました。